2025/08/05

亜鉛を飲み物で手軽に補給!コンビニで買える商品5選を紹介

現代の忙しい生活の中で、栄養バランスの取れた食事を毎日続けるのは意外と難しいものです。特に亜鉛は、免疫力や新陳代謝、味覚の維持に欠かせない重要なミネラルでありながら、日本人の多くが不足しがちな栄養素の一つです。

この記事では、コンビニで買える亜鉛入り飲み物5選を紹介するとともに、亜鉛の健康効果や適正摂取量、飲む際の注意点まで詳しく解説します。手軽で美味しい亜鉛補給法を見つけて、健康的な毎日をサポートしましょう。

コンビニで買える!亜鉛を摂取できる飲み物5選

亜鉛は、味覚を正常に保ったり、免疫機能を維持したりと、私たちの健康に欠かせない必須ミネラルの一つです。しかし、食生活の乱れなどから不足しがちな栄養素でもあります。

「サプリメントは続かない」「食事だけで補うのは大変」と感じる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、日々の生活の中で立ち寄るコンビニで手軽に購入でき、おいしく亜鉛を摂取できる飲み物を5つ紹介します。

マカの元気(ポッカサッポロ)

ポッカサッポロ「マカの元気

コンビニの栄養ドリンクコーナーでおなじみの「マカの元気」。その名の通り、滋養強壮のイメージが強いマカを主成分としていますが、実は亜鉛もしっかりと配合されているのが特徴です。1本(100ml)あたりに10mgの亜鉛が含まれており、これ1本で成人男性の1日の推奨量に迫る量を摂取できます。

「ここぞ」という時のエネルギーチャージだけでなく、日々の亜鉛不足を強力にサポートしてくれる頼もしい一本です。

ウイダーinゼリー マルチミネラル

森永製菓株式会社「ウイダーinゼリー マルチミネラル

小腹が空いた時や、手軽に栄養補給をしたい時に便利な「ウイダーinゼリー」。その中でも「マルチミネラル」味は、名前の通り亜鉛をはじめとする5種類のミネラル(鉄、銅、カルシウム、マグネシウム)をバランス良く補給できるように設計されています。

ゼリー飲料なので腹持ちも良く、朝食代わりやスポーツ後の栄養補給としても最適です。グレープ味でさっぱりと飲みやすく、食欲がない時でも手軽にミネラルチャージができます。

ココア(ピュアココア・ミルクココア)

冬の定番ドリンクであるココアも、実は亜鉛の優秀な供給源です。ココアの原料であるカカオ豆には、亜鉛が豊富に含まれています。特に、砂糖や乳製品が加えられていない「ピュアココア(純ココア)」は含有量が高いですが、コンビニで手軽に買えるパックのミルクココアでも、日常的に亜鉛を補う助けになります。

ポリフェノールも豊富で、リラックスしたい時にもぴったり。寒い時期はホットで、夏はアイスで、一年中楽しめるのが嬉しいポイントです。

青汁(ケール入り青汁ドリンク)

健康飲料の代表格である青汁。その原料としてよく使われるケールは、「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれ、ビタミンや食物繊維だけでなく、亜鉛などのミネラルも豊富に含んでいます。

最近では、フルーツ果汁をブレンドして苦味を抑え、すっきりと飲みやすくした青汁ドリンクがコンビニでも多く販売されています。野菜不足を感じている方や、外食が多い方が、日々の食生活にプラスワンで取り入れるのに最適な一杯です。

緑茶(玉露・煎茶など)

日本人にとって最も身近な飲み物である緑茶も、実は亜鉛を含んでいます。茶葉が土壌から吸収した亜鉛が、お茶として飲む際に溶け出します。1杯あたりの含有量は他のドリンクほど多くはありませんが、毎日何気なく飲む習慣があるからこそ、継続的な亜鉛摂取に繋がります。

特に、日光を避けて栽培されることで旨味成分(テアニン)が豊富になる「玉露」は、他の煎茶などに比べて亜鉛の含有量も多い傾向にあります。コンビニのペットボトル緑茶を選ぶ際に、少し意識してみてはいかがでしょうか。

亜鉛の効果とは?健康維持に欠かせない3つの理由

亜鉛は、私たちの体内に存在する量はごくわずかですが、生命活動の根幹を支える非常に重要な「必須ミネラル」の一つです。体内で作り出すことができないため、食事から継続的に摂取する必要があります。亜鉛が不足すると、身体に様々な不調が現れる可能性があります。

ここでは、なぜ亜鉛がそれほどまでに重要なのか、その主な3つの働きについて詳しく見ていきましょう。

理由1|免疫力を高め、病気に強い体をつくる

私たちの身体には、外部から侵入してきたウイルスや細菌などの病原体を攻撃し、体を守る「免疫システム」が備わっています。亜鉛は、この免疫システムが正常に機能するために不可欠な役割を担っています。

具体的には、免疫細胞である「T細胞」や「B細胞」、そして細胞を守る「NK(ナチュラルキラー)細胞」などの働きを活性化させます。亜鉛が不足すると、これらの免疫細胞が十分に機能しなくなり、免疫力が低下してしまいます。

その結果、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、病気の回復が遅れたりすることがあります。日頃から病気に負けない強い体をつくる上で、亜鉛は「防御のミネラル」とも言える重要な存在なのです。

理由2|新陳代謝や成長・細胞の再生に不可欠

私たちの身体は約37兆個もの細胞から成り立っており、日々古い細胞が新しい細胞へと生まれ変わる「新陳代謝」を繰り返しています。この新しい細胞を作り出すプロセス、すなわち「細胞分裂」に、亜鉛は中心的な役割を果たしています。

亜鉛は、体内に存在する300種類以上の酵素の材料となり、タンパク質の合成やDNA(遺伝情報)の複製をサポートします。この働きにより、皮膚や筋肉、骨、内臓など、全身の組織が正常に成長し、維持されます。

特に、胎児や乳幼児、成長期の子供にとっては、身体の発育に欠かせない栄養素です。また、ケガをした際の傷の治りが早いのも、亜鉛が細胞の再生を活発に促しているおかげなのです。

理由3|味覚や美肌・美髪の維持にも役立つ

「食べ物の味がよくわからない」と感じる味覚障害は、亜鉛不足の代表的なサインの一つです。舌の上にあって味を感じる「味蕾(みらい)」という細胞は、非常に新陳代謝が活発で、短期間で新しい細胞に生まれ変わります。亜鉛が不足すると、この味蕾の再生が滞り、味覚が鈍くなってしまうのです。

さらに、亜鉛は美しさを保つ上でも重要な役割を担っています。皮膚や髪の毛の主成分である「ケラチン」というタンパク質の合成を助けるため、亜鉛が十分に足りていると、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が正常に行われ、ハリのある健康的な美肌を保つことができます。

同様に、丈夫でツヤのある髪の毛や、健やかな爪の成長にも深く関わっており、美容の面でも見逃せないミネラルと言えるでしょう。

亜鉛の一日あたり適正摂取量とはどれくらい?

亜鉛の一日あたりの適正摂取量は、年齢や性別によって異なります。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によると、以下が推奨量です。

年齢・性別男性の推奨量女性の推奨量
18〜29歳9.0mg7.5mg
30〜64歳9.5mg8.0mg
65〜74歳9.0mg7.5mg

通常の食生活であれば過剰摂取のリスクは少ないですが、サプリメント利用時は上限量を超えないよう注意しましょう。

亜鉛の飲み物を飲む際の注意点3つ

手軽に亜鉛を補給できる飲み物は非常に便利ですが、その効果を最大限に引き出し、安全に利用するためには、いくつかの注意点があります。飲み方を間違えると、かえって体に不調をきたす可能性もあるため、以下の3つのポイントをしっかりと押さえておきましょう。

注意点1|過剰摂取に注意する

亜鉛は健康維持に不可欠なミネラルですが、「多ければ多いほど良い」というわけではありません。サプリメントや亜鉛が強化された栄養ドリンクなどを無計画に摂取し続けると、過剰摂取となり、体に悪影響を及ぼす可能性があります。

亜鉛を過剰に摂りすぎると、他の重要なミネラルである「銅」の吸収が妨げられ、銅欠乏性の貧血を引き起こすことがあります。また、急性の亜鉛中毒として、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛といった胃腸の不調が現れることも報告されています。

厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、健康障害のリスクがないとされる摂取量の上限(耐容上限量)は、18歳以上の成人男性で1日40~45mg、同じく女性で35mgとされています。

普段の食事からも亜鉛は摂取しているため、亜鉛入りの飲み物やサプリメントを併用する際は、パッケージに記載されている含有量を確認し、1日の合計摂取量がこの上限を超えないように注意深く管理することが重要です。

注意点2|吸収を妨げる飲み合わせに注意する

せっかく亜鉛を摂取しても、一緒に摂る飲み物によっては、体内への吸収が妨げられてしまうことがあります。特に注意したいのが、コーヒーやお茶(緑茶・紅茶など)です。これらに含まれる「タンニン」という成分が、亜鉛と結合して吸収されにくい形に変えてしまいます。

また、牛乳などの乳製品に含まれる「カゼイン」やカルシウムも、亜鉛の吸収を阻害することが知られています。亜鉛を効率よく体に届けたいのであれば、これらの飲み物と同時に摂取するのは避け、少なくとも30分から1時間ほど時間を空けるのが望ましいでしょう。

亜鉛入りの飲料を飲む際はもちろん、サプリメントを利用する場合は、効果を最大限に得るために、水またはぬるま湯で飲むのが最も理想的です。

注意点3|食事バランスや吸収効率も意識する

亜鉛の吸収率は、食事全体のバランスにも大きく左右されます。例えば、穀類や豆類に多く含まれる「フィチン酸」や、インスタント食品・加工食品に含まれる一部の食品添加物は、亜鉛の吸収を妨げる働きがあります。これらの食品を頻繁に食べる方は、意識して亜鉛を多めに摂る必要があります。

一方で、亜鉛の吸収を助けてくれる栄養素もあります。代表的なものは、ビタミンCや、レモン・梅干しなどに含まれるクエン酸です。これらは、亜鉛を溶けやすい形に変え、体内への吸収をサポートしてくれます。また、肉や魚などに含まれる動物性たんぱく質も、亜鉛の吸収率を高める効果があります。

亜鉛入りの飲み物はあくまで補助的な役割と捉え、日々の食事では特定の食品に偏らず、様々な食材を組み合わせたバランスの良い食生活を心がけることが、健康な体を維持する上での基本となります。

まとめ|手軽に亜鉛補給を始めよう

亜鉛は免疫力向上、新陳代謝促進、味覚や美容の維持に欠かせない必須ミネラルです。不足しがちな現代人にとって、コンビニで手軽に購入できる亜鉛入り飲み物は、日常的な栄養補給の強い味方となります。

SDHクリニックではED治療薬として利用されているタダラフィルと一緒に、手軽に亜鉛を補給できるお薬「タダラケア」も用意しております。タダラケアを毎日服用することで、亜鉛だけでなく男性機能の回復や活力向上も期待ができます。タダラケアの処方には医師の診察が必要になるため、その際はお気軽にご相談ください。忙しい毎日の中でも、気軽に健康管理を始めてみませんか。

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