マンジャロの副作用はいつまで続く?軽減する対処法と危険なサインを解説

マンジャロは、2型糖尿病や肥満症の治療薬として使われている薬剤ですが、その一方で副作用についても正しく理解しておくことが重要です。マンジャロの効果については関連記事で詳しく解説しています。

本記事では、マンジャロの副作用の種類や現れるタイミング、対処法、注意すべき重篤な症状について詳しく解説します。

\SDHクリニックで診察予約する/

マンジャロの副作用は治療初期に起こりやすい

マンジャロは、2型糖尿病や肥満症の治療薬として使われている薬剤です。マンジャロの副作用は、特に治療を開始した初期段階や、投与量を増やした(増量した)タイミングで現れやすいという大きな特徴があります。

しかし、これらの副作用の多くは、身体が薬に慣れていくにつれて自然に軽減していく一過性のものです。副作用を正しく理解し、適切に対処することで、治療の継続は十分に可能です。

関連記事:「マンジャロダイエットとは?効果や費用相場、使用時の注意点を徹底解説

マンジャロの主な副作用は消化器系の症状

マンジャロの副作用として最も多く報告されているのは、吐き気(悪心)、下痢、便秘、嘔吐、食欲減退といった消化器系の症状です。

これは、マンジャロが持つ胃の内容物の排出を遅らせる作用などが関係しており、特に体が薬に慣れていない治療初期に生じやすいとされています。なお、同じ分類のGLP-1受容体作動薬の副作用全般については関連記事もご参照ください。

▼主な副作用(発現頻度5%以上)

  • 悪心(吐き気)
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 便秘
  • 食欲減退

これらの症状は、治療を継続する事で体が薬に徐々に順応し、数週間前後で自然に軽快していくことがほとんどです。

マンジャロは、副作用を軽減するために、2.5mgという低用量から開始し、4週間以上の間隔をあけて段階的に5mg、7.5mgと増量していく「漸増投与」が基本となります。十分な期間を経て徐々に薬の容量を増やしていく事が副作用を減らす上での重要なステップとなります

マンジャロの注意すべき重篤な副作用のサイン

頻度はとても稀ですが、マンジャロの使用中に注意すべき重篤な副作用も報告されています。以下のような症状が現れた場合は、自己判断で様子を見ずに、ただちに医師や薬剤師に連絡、または医療機関を受診してください。

急性膵炎我慢できないほどの持続的な腹部の激痛、背中や肩に広がる痛み、嘔吐を伴うなど。
胆嚢炎、胆石症右上腹部の激しい痛み、発熱、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)など。
低血糖冷や汗、動悸、手足の震え、強い空腹感、めまい、意識が遠のく感じなど。(※特に他の糖尿病治療薬と併用している場合に注意が必要です)
重度の胃腸障害水分が摂れないほどの激しい下痢や嘔吐が続き、脱水症状(意識の低下、尿量の極端な減少など)が見られる場合。
アナフィラキシー反応呼吸困難、全身の発疹(じんましん)、顔や唇・喉の腫れなど。

参考:くすりのしおり「マンジャロ皮下注2.5mgアテオス

マンジャロは、適切に使用すれば非常に有効な治療選択肢です。治療初期に起こりやすい副作用の多くは一過性であることを理解しつつ、万が一の危険なサインを見逃さないことが、安全な治療の鍵となります。不安な点があれば、些細なことでも医師や薬剤師に相談しましょう。

マンジャロの副作用が出やすいタイミングと持続期間

マンジャロの副作用は、いつ頃現れ、どれくらい続くのでしょうか。服用開始時期や用量変更との関係性、症状の持続期間について説明します。

投与開始直後や用量増量時に多く見られる

マンジャロの副作用は、投与開始直後や用量を増量した際に多く見られます。特に、吐き気や下痢、便秘などの消化器症状が現れやすい傾向にあります。

例えば、使い始めや増量後1週間ほどは、消化器系の不調を感じる方が多いようです。これは、体が薬に慣れるまでの適応期間と考えられています。

2~4週間で自然に軽快するケースが多い

マンジャロの副作用は、多くの場合、2~4週間で自然に軽快します。これは、体が必要な期間を経て、薬に慣れてくるためと考えられています。

もし、副作用が強い、あるいは長引く場合は、自己判断せず、医師に相談することが大切です。適切なアドバイスや治療を受けることで、安心してマンジャロを使用できるでしょう。

マンジャロの副作用を和らげる生活習慣の工夫3選

マンジャロの治療中に起こりやすい吐き気や下痢といった消化器系の副作用は、日常生活の少しの工夫で、その不快感を大きく和らげることが可能です。薬が身体に慣れるまでの期間を上手に乗り切るために、今日から始められるポイントを3つ紹介します。

ポイント1|食事内容や摂取方法を工夫する

マンジャロの副作用は、胃腸への負担が引き金となることが多いため、食事のコントロールが最も効果的な対策の一つです。まず、一度にたくさんの量を食べるのではなく、「少量ずつ、数回に分けて食べる」ことを心がけましょう。これにより、胃が一度に処理する負担を減らし、吐き気や胃もたれを防ぎます。

食事の内容も重要です。天ぷらやフライなどの脂っこい食事や、香辛料を多用した刺激の強い料理は、胃腸の働きを過剰に刺激し、下痢や不快感の原因となり得ます。

副作用が気になる時期は、おかゆやうどん、スープ、豆腐、白身魚など、消化が良く、胃に優しい食品を中心に選ぶのがおすすめです。また、早食いをせず、ゆっくりと時間をかけてよく噛んで食べることも、消化を助ける上で非常に大切です。

ポイント2|十分な水分と適度な運動・睡眠を意識する

基本的な生活習慣を整えることは、体全体のコンディションを良好に保ち、副作用からの回復を助けます。

特に、下痢や嘔吐の症状がある場合は、体から水分が失われやすくなっています。脱水症状を防ぐため、意識的に水分をこまめに摂取してください。水やお茶だけでなく、経口補水液などを活用するのも良い方法です。

また、ウォーキングなどの適度な運動は、腸の動きを整え、便秘の解消に繋がります。食後すぐに横になるのではなく、少し体を動かす習慣をつけるのがおすすめです。そして、心身のストレスを軽減し、体の回復機能を高めるためには、十分な睡眠時間を確保することが不可欠です。規則正しい生活リズムを心がけ、体をしっかりと休ませてあげましょう。

ポイント3|投与量やタイミングを医師と相談し、無理な増量をしない

マンジャロの治療は、副作用を最小限に抑えるため、2.5mgという低用量から開始し、体の反応を見ながら4週間以上の間隔をあけて段階的に増量していくのが基本です。

もし副作用が辛いと感じた場合、自己判断で使用を中止したりせず、まずは処方医に相談してください。医師は、患者さんの状態に応じて、増量のペースを通常より遅らせたり、一時的に同じ用量で治療を継続したりといった調整を行います。場合によっては、吐き気止めなどの対症療法薬を併用することも可能です。

「早く効果を出したい」と焦って増量を急ぐと、かえって強い副作用で治療の継続が困難になってしまうこともあります。医師とのコミュニケーションを密にし、二人三脚で最適なペースを見つけていくことが、安全で効果的な治療への一番の近道です。

肥満治療を開始するならSDHクリニックがおすすめ

SDHクリニックでは、肥満治療が初めての方でも安心してスタートできるよう、2つのプランを用意しています。診察料は0円で、費用は薬代と送料のみという明瞭な会計も魅力です。

プラン料金(税込)
GIP/GLP-1 2.5mg1ヶ月あたり22,933円
※3ヶ月購入の場合、68,800円
医療ダイエットスタートプラン
(1ヶ月目: 2.5mg 2〜3ヶ月目: 5mg)
1ヶ月あたり18,900円
※3ヶ月購入の場合、56,700円

SDHクリニックの診療は、すべてオンラインで完結します。わざわざ病院に足を運ぶ必要はなく、ご自宅からスマートフォン一つで専門の医師の診察を受けることが可能です。処方された薬はプライバシーに配慮した梱包で自宅に届くため、誰にも知られずに治療を始めることができます。

副作用が不安な方には、吐き気を軽減するお薬も処方可能ですので、診察時に医師へご相談ください。最新の医療ダイエットを始めるなら、SDHクリニックに相談してみてはいかがでしょうか。

\SDHクリニックで診察予約する/

マンジャロの副作用に関するよくある質問

ここでは、マンジャロの副作用に関するよくある質問にお答えします。

吐き気が続いたらどうしたらよいですか

マンジャロの副作用で最も多く報告されているのが吐き気です。多くの場合、治療開始初期に一時的に現れ、自然に軽快していきますが、症状が続く場合は、食事内容を腹八分目にする、脂質を控えるなど工夫してみましょう。

それでも改善しない場合は、自己判断せず、医師に相談することが大切です。

副作用が出た場合は自己判断でマンジャロを中止してもよいですか

下痢・嘔吐など治療初期等に生じる軽度の消化器症状の場合、通常は治療継続に伴う時間経過とともに消退する一般的なものである事がほとんどではあります。

しかしながら万が一、激しい腹痛、呼吸困難、意識低下等の症状が出現した際は薬剤の使用は中止し医療機関を直ちに受診する事が必要となります。

いずれにしましても気になる症状が出現した場合は医療機関に相談する事を心掛けてください。

副作用がない人もいますか

マンジャロを使用しても、副作用が現れない人もいます。副作用の現れ方には個人差があり、すべての人に副作用が出るとは限りません。

しかし、副作用が出ないからといって、自己判断で用量を増やしたり、服用を中止したりすることは危険です。必ず医師の指示に従って使用するようにしてください。

まとめ

マンジャロの副作用は、特に治療初期や増量時に現れやすく、吐き気、下痢、便秘などの消化器系症状が中心となります。これらの症状の多くは一過性で、体が薬に慣れる2~4週間程度で自然に軽快していくことがほとんどです。

マンジャロの副作用を軽減するためには、少量ずつ分けて食べる、消化の良い食事を選ぶ、十分な水分摂取と適度な運動を心がけるなど、日常生活の工夫が効果的です。また、医師と相談しながら無理のない増量ペースを維持しましょう。

ただしとても稀ではありますが、急性膵炎や胆嚢炎、重度の低血糖、アナフィラキシーなどの重篤な副作用の報告もありますので、万が一、激しい腹痛、呼吸困難、意識低下等の症状が出現した際は薬剤の使用は中止し、直ちに医療機関を受診してください。

不安な症状があれば自己判断せず、必ず医師に相談することが大切です。なお、2型糖尿病にはSGLT2阻害薬など他の治療薬もあり、副作用の出方が異なるため、医師と相談のうえ最適な薬剤を選択しましょう。

\SDHクリニックで診察予約する/

※マンジャロ(チルゼパチド)は2型糖尿病の治療薬として承認されています。

体重減少は治療過程で認められる効果の一つですが、体重減少のみを目的とした使用は適応外使用となります。

※本薬剤の使用には医師による適切な診断と処方が必要です。治療の適応については必ず医師にご相談ください。

※副作用の感じ方には個人差があります。

参考文献:

監修者:SDHクリニック