2026/01/22

AGA(男性型脱毛症)とは?原因から治療方法まで徹底解説

「最近、髪のボリュームが減ってきた気がする」「生え際が後退しているような…」「これってAGA?それとも別の原因?」そんな不安を抱えながら、対策を先延ばしにしている方は多いのではないでしょうか。

AGA(男性型脱毛症)は成人男性に最も多く見られる脱毛症で、思春期以降にゆっくりと進行します。初期段階では気づきにくく、「最近少し髪が細くなったかも」と感じる程度から始まるため、対策のタイミングを逃してしまいがちです。しかしながら、AGAは進行性の疾患のため、早期発見・早期治療が非常に重要です。

この記事では、AGAの原因から他の脱毛症との見分け方、治療薬の比較まで包括的に解説します。正しい知識を持つ事で早期に適切な対策が取れるように、参考にしてください。

AGAとは?考えられる4つの原因

(編集部作成)

AGAとは、「Androgenetic Alopecia」の略で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれます。成人男性に最も多く見られる脱毛症で、思春期以降に髪の毛が薄くなり始めるのが特徴です。

薄毛はゆっくりと進行するため、初期段階では気づきにくいことも少なくありません。AGAが発症する背景には、主に4つの原因が複雑に関係していると考えられています。

原因1|男性ホルモン(DHT)の影響

AGAの最も直接的な原因は、DHT(ジヒドロテストステロン)という強力な男性ホルモンの影響です。体内の男性ホルモン「テストステロン」が、毛根周辺に存在する「5αリダクターゼ」という酵素と結びつくことで、DHTに変換されます。

このDHTが、毛根にある男性ホルモン受容体と結合すると、髪の毛の正常な成長サイクル(ヘアサイクル)を乱し、成長期を短縮させてしまいます。その結果、髪の毛は太く長く成長する前に抜け落ちてしまい、細く短い毛が増えることで、地肌が透けて見えるようになります。

原因2|遺伝的要因

「AGAは遺伝する」とよく言われますが、これは科学的にも裏付けられています。具体的には、以下の2つの要素が遺伝しやすいとされています。

5αリダクターゼの活性度DHTを生成する酵素の働きが活発かどうか。
男性ホルモン受容体の感受性毛根がDHTの影響をどれだけ受けやすいか。

これらの遺伝的素質は、両親のどちらからでも受け継がれる可能性があります。特に、母方の祖父が薄毛の場合、その遺伝子を受け継いでいる可能性が高いと言われています。

原因3|生活習慣の乱れ

遺伝やホルモンの影響がAGAの根本的な原因ですが、不健康な生活習慣は頭皮環境を悪化させ、症状の進行を早める可能性があります。

食生活の乱れ髪の毛の主成分であるタンパク質や、成長を助けるビタミン・ミネラルが不足すると、健康な髪が育ちにくくなります。
睡眠不足睡眠中に分泌される成長ホルモンは、髪の毛の成長や頭皮の修復に不可欠です。
ストレス過度なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、頭皮の血行不良を引き起こします。
喫煙・過度な飲酒血行を悪化させ、髪に必要な栄養素が届きにくくなります。

原因4|加齢

年齢を重ねると、誰でも髪の毛の成長サイクルは短くなり、毛母細胞の働きも衰えていきます。AGAの素因を持っている人の場合、この加齢による自然な変化が、男性ホルモンの影響と相まって、薄毛の進行をより顕著にしてしまいます。

これってAGA?他の病気と見分けるポイント

薄毛=AGAとは限らないため、症状・経過・付随症状に注目して見分けることが重要です。AGA(男性型脱毛症)は進行性の脱毛症で、「前頭部や頭頂部から徐々に薄くなる」「長期的に少しずつ進行」「痒みや赤みは伴わない」など独特な特徴があります。

病名主な脱毛部位進行速度付随症状判別ポイント
AGA前頭・頭頂部数年単位なし生え際・頭頂部から徐々に進行
円形脱毛症頭部や体の有毛部数週間~数ヶ月なし(時に痛み等)突然、円形に脱毛
脂漏性皮膚炎頭皮全般変動フケ・赤み・かゆみ頭皮環境悪化による脱毛
休止期脱毛症全体/広範囲急激なし急激・広範囲で進行

それぞれの見分け方について、以下で詳しく解説します。

ポイント1|脱毛部位・パターンの違い

AGAは、額の生え際が後退していく「M字型」や、頭頂部が薄くなる「O字型」、あるいはその両方が同時に進行する「U字型」など、特定のパターンで進行するのが最大の特徴です。

一方で、円形脱毛症は突然、コインのような円形や楕円形の脱毛斑が生じます。脂漏性脱毛症や休止期脱毛症は、特定の部位からではなく、頭皮全体が均一に、あるいは広範囲にわたって急激に髪が抜ける傾向があります。

ポイント2|進行速度

AGAは、数ヶ月や1年といった短期間で急に薄くなることは稀で、数年という長い年月をかけてゆっくりと進行します。多くの場合、「最近、少し髪が細くなったかも」と感じる程度の変化から始まります。

これに対し、円形脱毛症や休止期脱毛症(産後脱毛症や薬剤性脱毛症など)は、数週間から数ヶ月という比較的短い期間で、明らかな脱毛が起こるのが特徴です。

ポイント3|症状の付随(かゆみ・赤み・フケ・痛み等)

AGAは、脱毛以外の自覚症状は基本的に伴いません。頭皮に痒みや赤み、痛み、大量のフケなどがある場合は、AGA以外の原因を考える必要があります。

特に、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの炎症性疾患では、頭皮環境の悪化が原因で髪が抜けるため、強いかゆみやフケ、赤みといった症状が同時に見られます。

ポイント4|病歴・既往歴・全身症状

薄毛が、体全体の病気の一症状として現れることもあります。例えば、甲状腺機能の異常や膠原病、鉄欠乏性貧血などでは、全身症状とともに脱毛が起こることが知られています。

AGAは、家族歴(遺伝)や加齢、男性ホルモンバランスの変化が主な原因であり、体毛が抜けたり、全身症状がみられることは基本的にありません。

AGAの治療薬を徹底比較!

薬剤名剤型効果費用相場
フィナステリド内服薬抜け毛予防・現状維持2,500~7,000円
ミノキシジル内服薬・外用薬発毛促進・毛母細胞活性化5,000~18,000円
(編集部作成)

「フィナステリド」は、5αリダクターゼの働きを阻害し、AGAの原因であるDHTの生成を抑制します。いわば、抜け毛の進行に「ブレーキ」をかける薬です。

(編集部作成)

一方、「ミノキシジル」は、頭皮の血行を促進し、毛母細胞を活性化させることで、髪の成長を促します。こちらは、発毛の「アクセル」を踏む役割を果たします。

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SDHクリニックは、自宅にいながら医師の診察を受け、治療薬を処方してもらえるオンライン診療サービスです。通院の手間や時間をかけずに、本格的なAGA治療を始められます。

プラン名AGA予防プランAGA治療プラン(オススメ)
目的これから薄毛を予防したい・現状を維持したい抜け毛を止め、さらに発毛を促したい
処方薬フィナステリド錠1mgフィナステリド1mg+ミノキシジル5mg
3ヶ月処方価格7,280円(税込)8,580円(税込)
1ヶ月あたり2,427円(税込)2,860円(税込)
1ヶ月分処方価格3,640円(税込)4,290円(税込)

SDHクリニックでは、現在の髪の状態やご希望に合わせて、2つのシンプルなプランを用意しています。AGA治療は自由診療(保険適用外)ですが、続けやすい価格設定が魅力です。

まとめ|AGAは早めの対策がカギ。まずはオンラインで相談を

AGAは成人男性に最も多く見られる脱毛症で、思春期以降に髪の毛が薄くなり始めるのが特徴です。発症の背景には、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンの影響、遺伝的要因、生活習慣の乱れ、加齢の4つの原因が複雑に関係しています。

AGAの最大の特徴は、前頭部や頭頂部から徐々に薄くなる特定のパターン(M字型・O字型・U字型)で、数年単位でゆっくり進行し、痒みや赤みを伴わない点です。円形脱毛症(局所的に突然脱毛)、脂漏性皮膚炎(フケ・赤み・かゆみを伴う)、休止期脱毛症(急激に広範囲で進行)とは脱毛部位、進行速度、付随症状で見分けることができます。

治療薬として、フィナステリドは5αリダクターゼを阻害してDHT生成を抑制し抜け毛の進行に「ブレーキ」をかける役割を担い、ミノキシジルは頭皮の血行促進と毛母細胞活性化により発毛の「アクセル」を踏む役割を果たします。

SDHクリニックでは、オンライン診療によって通院の手間なく自宅で医師の診察と治療薬の処方が可能です。AGA予防プラン(フィナステリドのみ)が月額2,427円から、AGA治療プラン(フィナステリド+ミノキシジル)が月額2,860円からと続けやすい価格設定のため、お気軽にご相談ください。

参考文献

監修者:SDHクリニック